川越街道からわき道に入り、車で少し走ると広い畑区域が広がります。この一角にいなぽこファームが営む農場がありました。
いなぽこファームを営む稲田さん（取材時期：6月）
有機農業で有名な埼玉県小川町にて農業の研修を受けた稲田さんが、食品廃棄物を再利用した植物性堆肥や納豆・乳酸菌を用いた栽培方法で、環境にも人にも優しい野菜を栽培しています。
取材当時は、定番の夏野菜や、地元野菜でもある白なすなどを栽培していました。他にもベニヒユナや、ケール、サニーレタスなど、歩くたびに違った品種の野菜が目に入ってきたのが印象的でした。
いなぽこファームではヨーロッパ野菜を多く取り扱い、現在は40品目、100種類もの野菜を扱うほどに！
「もともと趣味で無農薬野菜を作っていて。それを家族や友人に食べてもらったときに野菜本来のおいしさというか、野菜のしっかりした味に感動した！そう言ってもらえるのが嬉しくて。」
実は最近まで、サラリーマンとしてモーレツな社会人生活を過ごしていたという。
農家になろうと決めたきっかけは新型コロナウイルス感染症の流行だったそう。
「それまで早朝から深夜まで働く日々だったんですけど、新型コロナの流行時に在宅勤務を命じられて。そこでふと今の自分の働き方や家族のこと、好きな農業のことについて考える時間が生まれたんです。気づいたら農家になるための条件を調べていました！」
取材時も野菜の一つ一つを丁寧に説明され、おいしさのポイントやこだわりなど、様々な思いを持って農作業に打ち込まれている姿を見ることができました。
ファーマーズマーケットでお会いした際はぜひ、野菜の魅力についてもお問い合わせいただければと思います。
イケ・サンパーク ファーマーズマーケットでは、主に日曜日にご出店いただいております。
詳しいご案内はInstagramで発信されていますので、ぜひそちらをチェックしてみてください。
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